ハレの日

昨日は娘の七五三。早朝から着物の着付けをし、明治神宮でお参り。と、ここまではとても穏やかな進行。
お参りのあとは、そのまま明治神宮内のスタジオにてつつがなく記念撮影。なんですが、このスタジオの初老のカメラマン二人がとんでもないコンビ。
娘の笑顔を引き出そうと必死に犬(っぽい。)人形やら、ミッキーのタンバリンやらであやすのですが、ゼンマイ仕掛けのような畳み掛けるようなテンポで、時には奇声を発しつつ、人形をもって前にいったり後ろにまわったり。そのあまりにシュールな2人の挙動に、親二人はつぼにはまりまくって笑いが止まらず、カメラを正視する事すらままなりません。一方、娘は一向に固い表情を崩さず、むしろ怖がっているのでは?とも見える。(この状況はもしや、場末の初老の漫才コンビに犬(っぽい)人形とミッキーのタンバリンで大人があやされている絵になっているのでは?)と考えると、ますます笑いがとまらず、脱出不能な思考スパイラルに。。そしてそんな攻防が30分も続き、穏やかなはずの記念撮影がなんとも素っ頓狂な状況。
お昼は目黒雅叙園にてお食事会。雅叙園では假屋崎省吾の展示会をやっており、普段は一般公開されていない百段階段を見ようと皆で見学。想像以上にこれまた素っ頓狂な6つの部屋に、假屋崎省吾のダイナミックな花たち。

とってもハレな一日。ちなみに百段階段は一見の価値あり。