wii

先週日曜日、ビッグカメラ有楽町店で1時間ほど並びwii買いました。はじめてのwiiwiiスポーツ。まだちらっとしかやってませんが、や〜面白いです。はじめて友達の家でファミコンやった時の感動くらい感動しました。自分はゲーマーにはなれなかったので、ゲーム歴はファミコンで止まっているんですが。。あ、一応オマージュとして(?)ゲームキューブは持ちました。そういえば。。

さて、やってみての実感なんですがリモコンが振動したり音を出したりする事で画面、センサーバとリモコンで作り出される空間のインターフェースが抜群です。たぶんファミコン以降のビデオゲームはいろんな方法でリアリティを追求した開発競争だったと思うのですが、PSが2次元での画像処理をひたすら追求している間に、画面を飛び出した空間での触覚、音といった視覚以外をうまく使い、結果としてPS3のような画像処理によってもたらされるもの以上のリアリティ、つまり没入感を創出する事に成功したのでは?(PS3見てないので適当な事いってますが・・)

ゲームセンターにあるような体感型のゲーム(DDRとか太鼓の達人とか)もその流れなのかもしれないですが、現物がそのまま(太鼓とかハンドルとか椅子とか)出現するよりも、微妙な振動や音の効果で人が本来持っている想像力を引き出す方が、より没入感を生みやすいのでは?と思います。野球のTV中継よりもAMラジオの中継の方がピッチャーの呼吸も聞こえてきそうな緊迫感、臨場感があったりするあれです。冷静に分析していけば、おそらく手元で少し振るだけで操作可能なんだと思いますが、恥ずかしげもなく思いっきりリモコンふりかざしてしまいます(笑)。「ストラップを必ず手に巻いてください」という取り説が決して大袈裟ではないのがやった後わかりました。センサの基礎技術とか、モーションキャプチャ的な発想とかそういう個々の単体はもしかしたら枯れた技術やアイデアなのかもしれないですが組み合わせのインターフェースデザインが本当にお見事!!

気になるのは、果たしてこれはゲームなのか?という点。よく考えたら麻雀や将棋、チェスとか・・リアリティの追求の真逆で抽象化されたものこそがむしろ王道のゲームな気がするし(ここまでいうと極論すぎて、ゲームの歴史の全否定になってしまうのかも・・)、そのへんどうなんだろう?気になります。今後どういったソフトが生まれるのか?

まぁ・・でもあのインターフェースを使うとあんな事やこんな事できないかな〜と妄想膨らむものであるのは間違いないので
ゲームか何か良くわからない「何か」って理解にしときます。