ケータイ

ちょうど今日、読み終わりました。ケータイのある風景―テクノロジーの日常化を考える

日本のケータイ研究の進展と多様性を解説。「新機能」に焦点を当てた「最新のケータイ」をめぐる研究ではなく、社会に埋め込まれたケータイと私たちの関係性をとらえて論じる。

・・・という事で、あえてカタカナの「ケータイ」に拘った理由から述べられた、テクノロジーと社会の関係性を軸にしたケータイ社会学といったところ。自分はケータイ世代ではないので、目からうろこな点もあり、やっぱり「ケータイ」なめてたな〜と。
ところで、NYでカメラ付きケータイがこんな事に。
日本の女子高生のプリクラ文化という社会的枠組みからでてきたテクノロジーが、これまた違う社会的枠組みにはめると、パノプティコンになるって落ち。
・・・と思ったけど、↑の本でも出てくるような10分以内に返信しないと気まずいとか「今から風呂はいるから・・」とかケータイメール打たないと離れられないような24時間ずっと一緒のコミュニケーションっていうのもけっこうパノプティコンな気もする。